PCがぶっ壊れました

先日,PCがぶっ壊れました.幸いVAIOソニーストア保証期間中でしたのでリカバリーとマザボ交換を無料で修理受けることができました.そこで復旧作業を書いていこうと思います.

 

まずリカバリーディスクの作成

「スタート」>「コントロールパネル」>「システムとセキュリティ」>「セキュリティとメンテナンス」>「回復」>「回復ドライブの作成」>「システムファイルを回復ドライブにバックアップします」>...

 

イメージ復元

easeusという中華製フリーソフトで復元.割愛.

 

イメージバックアップ

今度は中華製バックアップソフトではなくWindows標準で.

「スタート」>「コントロールパネル」>「システムとセキュリティ」>「バックアップと復元 (Windows 7)」>「システムイメージの作成」>...

ただここで問題が発生.

「シャドウコピーを作成できませんでした。

詳細については”VSS”および”SPP”のアプリケーションイベントログを確認してください。」

と警告.

「スタートボタン右クリック」>「イベントビューアー」>「Windowsログ」>「システム」にてVSSやSPPのイベントログを確認し,どうやらGPT名が文字化けしているよう.おそらく先述のeaseusという中華製バックアップソフトのせいらしい.GPT名を変更できるソフトを探すもいまいち分からず,結局Linuxにて動作するGPartedというソフトを使うことに.

ちなみにイメージバックアップが完了するとシステム修復ディスクを作成しますか?と聞かれるが,システム修復ディスクとやらは作成はしないでいいらしい.ていうかどう違うんだろう?回復ドライブ&システムイメージ的な?感じだろうか...

 

vcxsrvをインストールしてWSLでGUI環境を構築

GPartedはGUIアプリなので

以下からvcxsrvをダウンロード

sourceforge.net

そしてインストール.デフォルトのままでよかったはず.

Xlaunchを起動.4枚のページがあるが,1,2枚目はデフォルトのままでOK.3枚目は「Native opengl」がどうとかどっかに書いてあったが今回は関係ないようなので弄らない(チェック外さない)「Disable access control」は許可するホスト云々で,チェックつけなかった場合,別に各々のPCのアクセス許可の設定をやらなければならないそうで,そもそもすべてに許可すればよいということでチェック.4ページにて「Save configuration」を押し,今手動で行った設定を自動で設定して起動してくれる「config.xlaunch」を作成.

Win+R(ファイル名を指定して実行)から「shell:startup」を入力してC:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startupにさっきの「config.xlaunch」を保存するとPCを起動すると自動で起動してくれるようになる(スタートアップ)

そしてWSL2を起動しDISPLAY変数を設定.以下を入力すればよいらしい.

export DISPLAY=$(cat /etc/resolv.conf | grep nameserver | awk '{print $2}'):0

これでWSL2にてGUIアプリが使える状態になったはずなので確認用にxeyesたxclockを試してみる.「sudo apt-get install x11-apps」にてxeyesらをインストールし起動すると無事xeyesらは起動した.ちなみにWSL2Ubuntuのホームディレクトリにある「.bashrc」ファイルの最後にさっきの「export DISPLAY=$(cat /etc/resolv.conf | grep nameserver | awk '{print $2}'):0」を追記するとこんどからWSL2起動するたびにDISPLAY変数を設定せずともGUIアプリが使えるようになる.ただしどうも管理者権限の関係でvscodeやらで編集できないようで,WSL2にておそらくVimEmacsなどのCUIテキストエディタから編集する.

そして「sudo apt install gparted」で本命Gpartedをインストールし起動を試みるもなぜか起動しない.gpartedはWSL2では使えない?仕方ないのでVirtualboxを再インストールして試みるもなんか調子悪い.Hyper-Vと競合しているのか?なのでせっかくなのでLive USBを作り,USBによってUbuntuをブートしてみた.これをUSBではなく内臓のディスクにやってしまうのがいわゆるデュアルブートのことだと思われる.

ところで現在は(Ubuntuでは)「apt-get」ではなく「apt」が主流,推奨らしい.

Live USBを作成してUbuntuを起動

USBメモリを2つ用意して1つにはUbuntuのイメージファイル(iso)を入れてrufusを使ってUSBメモリにインストールし,Windowsをセーフモード?ブートモード?で起動しUSBから起動でUbuntuを起動し,「Ubuntuを試す」をしもう一つのUSBに「Ubuntuをインストール」し,Gpartedを使う.多分Ubuntuを試すの状態でもGparted使えるけどせっかくなのでやってみた.下手にするとデータ全消ししたり注意しなければならない行為であるが,説明面倒なので割愛.以下のURLを参考に

blog.mktia.com

GpartedにてⅭドライブの2つのパーテーション名が文字化けしていたので削除.Windowsを起動して上述のイメージバックアップを行うと成功.そして完了.ちなみにUbuntuを起動してからBIOSだかなんだかの設定が変更されて,Windowsを起動したときGRUB云々というシェルが出てしまう.exitと入力すれば無事Windowsが起動されるが正直LiveUSBUbuntuは今回きりなので鬱陶しい.これを削除する方法.Win+Rでmsinfo32でシステム情報が出てくるのでそこのBIOSモードの項目を確認(僕のはUEFIだった)次にWin右クリックでディスクの管理で(パーティーションではなく)ディスクを選び右クリックでプロパティのボリューム欄のパーティーションのスタイルという項目を見る(僕のはGPTだった)この2つに合ったやり方を選ぶ.レガシーBIOS(MBR)かUEFI(GPT)のどちらからしい?以下やり方.
cmd(administor)にてbcdedit /enum firmwareでリストが出てくるのでdescriptionがubuntuであるところのidentifire{英数字文字列}をコピーし,bcdedit /delete {英数字文字列}によってエントリを消去する.次にdiskpart->list disk->sel disk 0->list volでFAT32であるパーティーションを確認し(僕の場合3)sel vol 3->assign letter=zなどとテキトーにドライブレターを割り当てexitしz:->dirでz:\のディレクトリを確認しEFIというのがあるのでcd EFI->dirでubuntuというのがあるのでrmdir /s ubuntuし確認されるのでyでUbuntuディレクトリを消去する.ちなみにrmdirのオプション/sはファイルやサブディレクトリも含めてすべて削除するというもの.ていうか今更だけどcmdのオプションは「/」からなんやね.

 

iPhoneのバックアップ先を外付けHDD(Dドライブとする)に変更.iTunesからiPhoneなどのバックアップを行うとC:¥Users¥ユーザー名¥AppData¥Roaming¥Apple Computer¥MobileSync¥Backupというフォルダにて保存されるこのBackupフォルダをHDDにも作成してそこへのシンボリックリンクを作成する.やり方は以下

Dドライブ下にバックアップ用フォルダを作成.名前はなんでもいいがiPhone_Backupとでもしようか.次にCドライブ下のBackupフォルダを削除し,代わりにDドライブのバックアップ用フォルダに繋げるBackupという名前のシンボリックリンクを作成.管理者権限でコマンドプロンプト
mklink /d "C:¥Users¥(ユーザー名)¥AppData¥Roaming¥Apple Computer¥MobileSync¥Backup" "D:¥iPhone_Backup"

これで完了.

 

回復ドライブを作成2

イメージ復元後の回復ドライブの作成ができない.WindowsREがどうちゃら,必要なファイルが足りない云々.しかしどうやらMicrosoft公式の配布するツールよりインストールメディア(USB)というものを作るとそこから起動できる,つまり回復ドライブの代わりになるらしい.以下からダウンロード.ちなみに今時点でWindows7,8.1もツールが配布されているようだが,こちらはプロダクトキーが必要らしい.

www.microsoft.com

ダウンロードしたツールMediaCreationTool2004(2004はWindowsのバージョン)をUSBを挿して起動し,インストールメディアを作成.USBから起動し,そっからWindowsを再インストールする.どうやらアップグレードとカスタムがあり,多分アップグレードは最新バージョンあるいはPro,Educationへのアップグレードということっぽい.なのでアップグレードは(クリーンインストール)なのでファイルを引き継がない.またパーティーションはcドライブを選ぶらしい(というかそれ以外選べなかった)説明は割愛.以下のサイトを参考.

freesoft.tvbok.com

そうしてWindowsをインストール(初期化,リカバリ)してシステムイメージより復元.こちらを参考

pc-karuma.net

ただしこれはクリーンインストール目的の場合やってはいけない(クリーンインストールは壊れたファイル等の問題を一掃するために行うものであるからシステムイメージより復元をしてしまうと再度ファイルが壊れてしまい本末転倒であるため)なのでクリーンインストールの場合,手動で環境を構築,復元しなければならないようだが,そうやって構築されたおそらくはクリーンな環境でシステムイメージを作ってそこから復元というわけにはいかないのだろうか?正直,そうでもしなきゃクリーンインストール面倒すぎだと思うんだよね.人にもよるだろうけど,僕の場合シンボリックリンク作成とかもするわけで.

まぁいーや.本筋に戻すけどそれで回復パーティションを元のものと比較してみる.ちなみに比較の前提になるがクリーンインストール後の回復ドライブ作成は可能だった.またdiskpartで文字割り当てて中身見てみてもファイルは何も見えない模様.そういう仕様らしい.ディスクの管理から見ても分かるように中身が空なわけではない模様.上述でUbuntuディレクトリを消した時のようにcmdからは覗けないのだろうか?まあそもそも名前がないということなのかも.それで比較結果だが,使用容量は同じだった.壊れていないということなのか,壊れているがファイル容量は食っているということか,それとも(回復パーティションの使用容量は普通変わらないので)たとえ実際は変わったとしてもディスクの管理に表示されるものは変わらないということなのか.

うーん,せっかくだから今度クリーンインストールしようかな.

 

とりあえず投稿.また気が向いたら追記,清書する